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アルミ鋳物メーカー、アスザック(株)アルミ事業部の部長のブログ

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アルジャーノンに花束を ダニエル・キイス著

アルジャーノンに花束を アルジャーノンに花束を
ダニエル キイス、小尾 芙佐 他 (1989/04)
早川書房

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 映画にもなり、唄にもなり。
本当に有名な小説です。そして、あまりに悲しいストーリーに、人は涙してきたのでしょう。
 知的障害を持つ青年が、薬物治療により劇的に知識レベル、知能レベルが向上し、自分を馬鹿にし続けた人々を見下す様になる。同じ実験を受け驚異的に知的レベルの向上したネズミの「アルジャーノン」と逃避行を続ける中、主人公は己の運命と行く末を呪い、自虐的になっていく。
 本の最後の一行に出てくるタイトルは、明言です。どんな思いで花を手向けるようにと書き記したのか。

 映画では恋愛モノにストーリーが書き換えられたり、商業的にねじ曲がった表現になっていますが、原作は人間の存在価値を問い、人として生きるということはどういう事なのか、人にとっての価値観がいかに曖昧で、本当に価値が有ることなのかを問いかける、至極の名作です。

 最初に呼んだのは今からもう10年以上前になりますが、何年か経つたびに読み返しては考えさせられています。

 作者の知性と問いかけが見事に調和した、究極の人間論。

 是非おすすめしたい一冊です。

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