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アルミ鋳物メーカー、アスザック(株)アルミ事業部の部長のブログ

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止められない犯罪

 毒入り餃子。2008年の流行語になりそうなキーワードです。

中国の高官がついに故意の可能性を示唆。まあ、誰がどう考えてもそうなのだから、それ自体は驚きませんが、政府の人間が語ったというのは少々驚きでした。

 儚い希望かも知れませんが、真相究明を望んでやみません。


 単純に言ってこれは犯罪です。
 海外で工場を運営する企業はどこも同じ様な経験をしているかも知れませんが、日本人には悪癖が有って、生活文化の違いは理解するのですが、行動の文化は理解できない。私も何度か経験が有ります。

 例えば海外へでて、地元の料理を口にする。日本人は臭いに敏感と言うこともあり、とくに東南アジアの料理に対して苦手意識がある。
 ただ、それを「まずい」と思っても仕方がない。食べ物は歴史的背景と風土に根付くものだから、私たちと異なるのは仕方がない。誰も文句は言わない。現地の日本料理屋へ逃げ込みます。

 ところが仕事となるとそうはいかない。
さぼる、手を抜く、嘘をつく。こんな事は日常茶飯事。これには我慢できない。
何故か。
自分たちに直接の被害が有るからです。
 無論全ての人がそうとは言いません。むしろ弊社の海外工場では、勤勉な人たちが圧倒的。ただ日本人独特の「良い物を作ろう」という意識はあまりない。

 まさか毒物を入れるヤツがいるとは。それが今回の各社、正直な気持ちでしょう。「入れるヤツがいるかも」と認識していたなら、大問題かと思いますが。

中国の企業では賃金未払いなど当たり前です。これは発展中の国どこでも良くある話。日本では余り聞きませんが、ほんとうにどこでもある話。

 毒入り食物によるテロ行為。これも日常茶飯事。ライバルの飲食店料理に毒を入れて40人を殺した事件まで今年は有ったそうです。何か段ボール肉まんなんて今じゃ最高にチープな笑い話。


 発生対策か、歯止めか。

断言しますが、輸入に関しては歯止めしか有りません。メンタリティーが交わらないからです。

 見渡して見ましょう。紙と木でできた家屋に住む文化を持つ国が有るでしょうか。世界中どこに行っても、家は煉瓦で頑丈で高い塀、鉄条網。鍵をかけない家で安心して寝泊まりできた国など、歴史上日本だけです。
 それは文化として発展し、「誇り」という言葉で表現されてきました。
「ラストサムライ」という映画で描かれた世界は、如何にアメリカ人にとって自己の利益を優先しない日本人が脅威かつ感嘆にうつっていたかを物語っています。

 逆に言うと、日本人のメンタリティーでは抑制することができないのではないかと感じてしまいます。

素直に言って、日本人の誰もが今回の事件が真相究明されると思っていないでしょう。

そう、政府・マスコミの煽りとは裏腹に、もはや国民のほうが正しく認識している。そして不買という形で企業に制裁を加えている。

 企業は際限ない歯止めレースに付き合わされる宿命なのです。

うーん、食の安全は国家の危機的要素です。
市場経済の宿命とはいえ、何か自分たちに出来ることはないものかと、考えてしまいますね。

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