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アルミ鋳物メーカー、アスザック(株)アルミ事業部の部長のブログ

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アメリカ発のモラルハザード

リーマンブラザーズが破産。有り体に言えば倒産。
目もくらむような負債総額。

他方、経済への影響が大きそうな保険会社、住宅ローン会社などはこれまた数兆円という目もくらむような金額での救済。

市場経済はサバイバルで有ったはず。規模が大きくなれば、影響が大きくなれば救済。
株式による資本経済という本質を覆すモラルハザードの開始が予想されます。

私もそれほど世界経済に詳しいわけでは無いので、実際どういう事が行われ、これからも続いていくのか解りませんが、まあ累積赤字が数百兆円とも言われるアメリカの自動車ビッグスリーも、結局政府救済という形で生き残るのかも知れません。

いずれにせよ心配なのは、アメリカという国は自国の利益のために他国を踏みにじることを正当な手段だと考えている国だ、ということです。

ビッグスリー救済のために、平気で関税を上げるくらいのことはしかねない。

大学生だった頃、留学生のアメリカ人が「アメリカの精神は臭い物には蓋をしろ」だよ」と流ちょうな日本語で自虐的に語っていましたが、今思うと言い得て妙なのかと感じてしまいます。

あれだけの広い国土を開拓し、世界をリードし続けるアメリカ。
世界イベントであるオリンピックの競技時間を自国のゴールデンタイム放送の為に資金力で調整するアメリカ。
テロという形で歴史上初めて自国が攻撃されるという屈辱を、殲滅という形で報復し続けるアメリカ。

私はアメリカという国を尊敬しています。
良くも悪くも、世界をリードすると言うことは大変な覚悟と犠牲が必要だからです。

様々な意図が有るにせよ、ロシアが隣国攻撃に踏み切った際、間髪入れず海軍を黒海に派遣する決断力は、世界中どの国にもなし得ないでしょう。

ただ、今回の金融不安に関する対応は正直ペンディングであり、政府やFRBには説明責任が有ると感じます。

ここで対応を謝れば、全世界を巻き込んだモラルハザードが始まってしまいます。

今回だけは蓋をしないで欲しいなと、少々悲しい気分になったのでした。

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