敵を知り、己を知ったその後に
野村がリーマンブラザーズを買収する。
バブル崩壊以降、外資に食いあらされた日本の金融機関、逆襲へ。
なるほど、見方によっては痛快なのかもしれません。
翻って日本経済の足下だって盤石ではない。このままどこまで景気減速が続いていくのか。中小企業のほうが戦々恐々でしょう。
我々のアルミニウム業界ですが、正直なところかなり壊滅的な状況に追い込まれています。約10年前、日本と中国のアルミニウム製品生産量はほぼ同量だった。2007年の統計では、約5倍の差をつけられている。
企業倒産が相次ぎ、なかなかバブル崩壊は止められない。大規模なところに仕事が集中し、零細は死にゆくしかない。
これが日本企業の現実です。
そんな中、またしてもマーケティングという言葉が多用されるようになっています。解釈はともかく、兵法でいう「敵を知り、己を知る」。
企業は戦っているのです。
で、ここは一つぶちょー流マーケについてつづってみたいと思います。
マーケティングの大原則は、知ることでは有りません。仮定することです。
よくビジネスの基本の言葉としてPDCAという略語が使われます。
プラン・ドゥ・チェック・アクションの頭文字である事は広く知られていますが、これほど手前味噌な考え方はない。
計画(プラン)って、何を元にどこに向かう計画?
一般の場合、その前にマーケが存在するわけです。ただ、マーケとリサーチは大きく違う。調べる、データを集める、分析する。その後に最も重要な行程、「仮定する」が待ちかまえているのです。
「このアンケート結果によると、この購買層は高級品を求めている。次の開発は高級志向だ」
うーん、最もな論理ですが、あくまで仮定。
この仮定を社内の統一認識として社員の向いている方向を統一させる。
これがトップの仕事であり、マーケティング本来の意味です。
仮定だから外れることもあるし、一部は夢物語に聞こえるかも知れません。
だからどうした。
それを押し通すほどのパワーが求められているのです。
野村は何故、つぶれた会社を買収するのか。「アジア、ヨーロッパにおいて、我が社は力が足りない(数字による現実)。リーマンの人脈(あるという仮定)や優秀な人材数(沢山いるという仮定)を確保できれば、今以上に世界展開を拡大出来る(夢)はずだ。」
話は単純です。ビジネスです。
そして、仮定の先にある夢を追っているんですよ。
万が一、失敗するかも知れません。100%成功するビジネスなど存在しない。
それでも競争相手としてリーマンの強さは嫌と言うほど知っている。自社の弱さも知っている。
野村の判断は最も単純なマーケティング判断だったと言えるのです。
マーケティングとは、「敵を知り、己を知った」結果、思考し、仮定を可能な限り矛盾なく定め、意思統一して進むこと。
その本質に企業の大小は関係ないですね。
バブル崩壊以降、外資に食いあらされた日本の金融機関、逆襲へ。
なるほど、見方によっては痛快なのかもしれません。
翻って日本経済の足下だって盤石ではない。このままどこまで景気減速が続いていくのか。中小企業のほうが戦々恐々でしょう。
我々のアルミニウム業界ですが、正直なところかなり壊滅的な状況に追い込まれています。約10年前、日本と中国のアルミニウム製品生産量はほぼ同量だった。2007年の統計では、約5倍の差をつけられている。
企業倒産が相次ぎ、なかなかバブル崩壊は止められない。大規模なところに仕事が集中し、零細は死にゆくしかない。
これが日本企業の現実です。
そんな中、またしてもマーケティングという言葉が多用されるようになっています。解釈はともかく、兵法でいう「敵を知り、己を知る」。
企業は戦っているのです。
で、ここは一つぶちょー流マーケについてつづってみたいと思います。
マーケティングの大原則は、知ることでは有りません。仮定することです。
よくビジネスの基本の言葉としてPDCAという略語が使われます。
プラン・ドゥ・チェック・アクションの頭文字である事は広く知られていますが、これほど手前味噌な考え方はない。
計画(プラン)って、何を元にどこに向かう計画?
一般の場合、その前にマーケが存在するわけです。ただ、マーケとリサーチは大きく違う。調べる、データを集める、分析する。その後に最も重要な行程、「仮定する」が待ちかまえているのです。
「このアンケート結果によると、この購買層は高級品を求めている。次の開発は高級志向だ」
うーん、最もな論理ですが、あくまで仮定。
この仮定を社内の統一認識として社員の向いている方向を統一させる。
これがトップの仕事であり、マーケティング本来の意味です。
仮定だから外れることもあるし、一部は夢物語に聞こえるかも知れません。
だからどうした。
それを押し通すほどのパワーが求められているのです。
野村は何故、つぶれた会社を買収するのか。「アジア、ヨーロッパにおいて、我が社は力が足りない(数字による現実)。リーマンの人脈(あるという仮定)や優秀な人材数(沢山いるという仮定)を確保できれば、今以上に世界展開を拡大出来る(夢)はずだ。」
話は単純です。ビジネスです。
そして、仮定の先にある夢を追っているんですよ。
万が一、失敗するかも知れません。100%成功するビジネスなど存在しない。
それでも競争相手としてリーマンの強さは嫌と言うほど知っている。自社の弱さも知っている。
野村の判断は最も単純なマーケティング判断だったと言えるのです。
マーケティングとは、「敵を知り、己を知った」結果、思考し、仮定を可能な限り矛盾なく定め、意思統一して進むこと。
その本質に企業の大小は関係ないですね。
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