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アルミ鋳物メーカー、アスザック(株)アルミ事業部の部長のブログ

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活動の停滞を考える

9月も末を迎え、各企業ともに下期の方針を決定する時期に来ています。

毎回思うのですが、個人目標というのは本当に達成の度合いが低い。
私自身、12年のサラリーマン人生で、なかなか達成したことが有りません。

生産管理、技術、品質管理、開発とスタッフ畑を歩いてきた訳ですが、まあ、ありがたいことに仕事がとぎれることは無かった。サラリーマンとはそういう生き物でしょう。

「無謀な目標だ」「無謀なノルマだ」
これはよく聞く話ですが、目標やノルマに無謀な物など有りません。生産コストをマイナスにしろと言われたならともかく、ゼロは可能です、理屈上は。

売り上げは理屈上無限大まで上がる。

翻って自分の目標を見てみましょう。なんと優しいことか。


会社で働いていて、企業の足を引っ張ろうという人はごくわずかでしょう。人間はそれぞれ「よかれ」と思って行動する。問題はそれが「利益追求」という企業行動に沿っているか、ただそれだけです。しかも、それは結果論からしか論じることが出来ない。
トヨタの一歩まで管理する姿勢は「人権無視」といった批判も有るようですが、そこまで極めなければ、人間が持つ唯一の能力を発揮させることができないという悲しい現実を直視しているとも言えます。

そう、問題はそこ。
仕事において人間のもつ唯一の能力とは、「トラブルに対応すること」なのです。

これは意外と見落とされがちですが、これほどまでにロボットやコンピュータの発達した時代において、「通常通り、決められた通りこなせばよい」という仕事は、もはや人間の手を必要としなくなっている、ということを理解しなければなりません。

例えば裁縫。まっすぐ縫うだけならミシンが良い。ただそれだけで服は出来ません。だから未だに低賃金の国の労働力に頼っている。
例えば農業。キャベツなどはブルドーザーで収穫するわけではない。

一品一品の微妙な違い(トラブル)を的確な判断で対応することに、人間力が問われている。

企業活動で良く聞く話が「あれが駄目だったから、私の目標も駄目でした」という話。悪いときには人のせいになる。
利益追求の目標のため、そこで発生する様々な問題を解決するために、企業は人を使っているのです。問題なく進むなら、ロボットの方が遙かに「人件費」はやすい。

無論人間はミスをします。ただ人間力から得られる力、対応力はそんなミスなど霞んでしまうほど大きく、また尊いものです。

ただ、人はつまずくことに弱い。
仮に自己のミスだとしても、己を律して立ち直ることは難しい。
それを他責に転ずることほど魅力的な道はない。

どんな人間も学習能力は有りますが、それが「危険を避ける」為だけに発揮され、成功はリスクの向こう側にしかないという、当たり前のことすらわすれてしまう。

停滞は、そこから始まります。

真の行動・目標管理とは
「目標自体リスクと忍耐を超えたところにしか存在し得ない」
ということを教えることから始まります。

それがないと、どんな崇高な目標もただの文言と化してしまう。

次回は、具体的な行動管理手法について触れたいと思います。

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