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アルミ鋳物メーカー、アスザック(株)アルミ事業部の部長のブログ

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タイの混乱をみて思うこと

国際空港の閉鎖とは、またすごいことになりましたね。
あきれるというか驚くというか。
昔日本で起こった学生闘争みたいなものかもしれません。

タイは本当にのんびりした国で、外国人からみたら「これぞアジア」という魅力が満載。
仏教徒の国としても知られ、まあ争い事とは無縁に思われがちです。

3ヶ月前から首相府の選挙が続くなど、事実上の無政府状態下にある国。
世界経済の減衰が叫ばれる中、本当にタイミングが悪いとしか言いようがない。


にも関わらず(知ってか知らずか)国を憂い、正義に燃えた民衆。

「いい加減に決着して、通常に戻せ」と冷めた大衆。

歴史は繰り返すとはよく言ったものです。



73年生まれの私は、赤軍闘争や学生闘争と言ったいわゆる極左運動をリアルタイムで知りません。浅間山荘事件や安田講堂事件なども後学として知った世代です。

タイはアジアの中でも知識レベルの高い国として知られています。
私が一年前に訪れたときも、バンコクの中心街からかなり離れた田舎町にも、10階建てくらいの非常に綺麗な学校が有り、運転手に聞いたところ中学から大学まで連学性私立学校だと聞かされました。
学校が綺麗だからなんだと感じる方も多いでしょうが、教育にお金を使う土壌がないとこういった施設が運営上成り立つわけがないので、非常に感心した思い出があります。

世界史をひもといても、一般の人々が知識レベルを上げた結果、革命が起こり(日本でも明治維新という革命が発生しました)、王政が廃止され、民主主義政権が樹立されていく例は枚挙にいとわない。

今、タイはそのまっただ中に有るのかもしれません。

それにしても、数年前中国で発生した反日暴動(私は偶然上海で遭遇しました)ときもそうだったように、その運動に参加したのは極わずかであり、ほぼ100%に近い国民は黙って静観しているというギャップが、何とも言えない気持ちを抱かせます。

日本人は政治に対して無関心と言われますが、まあどこの国でも同じなのかもしれません。


ただ、やはりあの民衆エネルギーはすごい。

自己保守的で挑戦心が消え失せてしまったような日本の風潮を考えると、向かう方向はともかく「人間とはかくも情熱的に行動できるのか」ということに一抹の感動を覚え、そして「動かなければ何もかわらない上に、傍観者は得る権利を全て放棄している」という現実に、気づかされます。

昨日のコラムの「すぐやるよし」ではありませんが、自ら動かない事には絶対になにも変わらないし、変わった後の報酬も受け取ることができないのです。
そして動いて変化を起こすことによって、好奇心は満たされ次への挑戦の意欲もでる。
経済で言えばとにかくお金を回すことによって、上がりも下がりもするわけで、動きが遅いことは全てにおいてマイナスであるという事実を認識しなければなりません。

暴力や政治的混乱といった手法はほめられたモノでは有りませんが、今動いた事による変化は、未来への架け橋になるのは事実なのでしょう。

動きましょう、我々日本人も。

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