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アルミ鋳物メーカー、アスザック(株)アルミ事業部の部長のブログ

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ほうれんそうのタイミング

弊社はいま猛烈な勢いで生まれ変わっています。
製造品目の大転換をし、2〜3年前とは工場の景色が変わってしまいました。

人間はとかく「慣れたこと」に愛着を感じるモノ。
逆を言えば、新しいことに関わりたがらない。


仕事は毎日トラブルの連続です。すんなり行くような仕事は少ない。

私は事業所の責任者ですが、やはり私のところに上がってくるトラブルは大火事になっていることが多い。そしてその原因の殆どは些細なことから始まっている。

ISO認定を受けている工場ですから当然予防・是正の仕組みは整っていますが、すんなりと回らない。

ああでもないこうでもないと要因探しをすると、本当につまらないことから火事が起こっていることが解ります。

そこで感じることなのですが、
本当に人は「黙っている」ことで嵐が過ぎるのを待つ方法を選択する、ということ。

直感的に「自分がしくじった」と思うと、「怒られる」と反応するのでしょう。
人間の習性です。


私もよく人を叱りつけます。
それが仕事の一部です。怒らなくてよいならそれに超した事はないけれど、そんなことはあり得ない。

ただ、だいたい7〜8割の人は「失敗したから怒られた」と感じる。
まあ若くてこういう仕事をしていると、冷徹な鬼のように感じられる事も多い。
これが困ったモノなのです。

私は失敗に対してはあまり気にしないタイプです。私自身様々なことに取り組んで、散々失敗をしてきました。

ただ、失敗自体は会社にとってダメージ。必ず一時的に損がでる。
私は会社のお金を自由に使っていい人間ではない。
だからすぐに謝っていました。まあ工場建設や開発など大がかりなお金を動かしていたこともありますが。

工場の技能者にもミスはつきもの。
製品を落としてしまった。ぶつけてしまった。

ただ、会社の仕事は技能者が計り知れないレベルでつながっていて、そういったミスを報告しない、黙っていることで、重大なクレームや損害につながることがある。
ただ一言、そのときに報告していればすぐに対応が取れたのに。

だから私はいつも「何故決め事を守れなかったのか」「何故報告しなかったのか」と聞く。
失敗を追求しているわけではないのです。

ここが立場の差というか、考え方の差というか。

この壁の壊し方は、現職を3年間続けてきても未だ発見できずにいます。
標準化・カイゼンが効果を発揮するのは解っていますが、とてもそのレベルまでは辿り着けていない。

何事も「すぐやるよし」。

最近この言葉の重みを本当に感じています。

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