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アルミ鋳物メーカー、アスザック(株)アルミ事業部の部長のブログ

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やっぱり最後は人間か

2009年が始まり、私の事業部は量産ラッシュが始まります。
およそ一年前から本格的な営業戦術の見直しに着手し、営業マンには本当に大変な思いをさせてきました。

営業としての動きかたを根本から変える仕組みを練り上げ、ひたすら鞭で叩くという強行軍でした。

当然弊社も今の恐慌による販売減少が顕著ですが、向こう10ヶ月程度の工場稼働は確保できており、さらなる上積みを狙っています。

しつこいようですが日本の産業は大きな転換期を迎えており、今まさに打って出ようとしている弊社としては全く大きなチャンスだと考えています。


この正月休暇は自宅でゆっくりと過ごしました。
そして色々と考えた。

経済活動が人間の為である以上、その成否を決めるのもやはり人間の力によるものなのだ、と当たり前のような結論が浮かびました。

それにしても、いわゆるモチベーションというやつはやっかいです。
人間は与えられた環境を「既得権益」として勘違いしてしまうことが多い。

派遣村に集まり公的宿舎を用意された皆様が酒を飲んで喫煙していたという情報が流れていました。さらに「もっと暖かくしろ」などと要求をつり上げた事でネット上では馬鹿野郎扱いされているようですが、あれこそがその良い例でしょう。

ここで重要なのは「与えられた環境」なのか「勝ち取った環境」なのかという違いです。

人間は現状以上を望むものです。
与えられた環境にいる者は、次も与えられるものだと思っている。
勝ち取った環境にいる者は、次も勝ち取ろうと思っている。

モチベーションの向かう先が全く異なるのです。


これは一般の会社にも言えることです。
私のような世代は、それこそ与えられることの少ない世代でした。
極貧で育ったわけでは有りません。それなりに十分教育機会も与えられてきました。
ただ、それは学生時代のはなし。

社会に出て、レールが有るわけでは無かった。

夢などとかっこいい事は言っていられない。
走るしかない。

今、責任者という役職を頂いた中でも、何もかっこいいことはしていない。

動くしかない、自分が生きていく場所を確保するには。

そして変化を繰り返すしかない。

厳しいようですが、「自分に合った場所」などない。
自分が変わり場所に合わせるか、新しい場所を探して旅立つか。その場で我慢するか。

待つ者に与えられるのは厳しい現実だけなのです。


100年に一度のこの現実に居合わせた事を、どう捕らえるか。
今だからこそ、人間なんだなと。

機械の能力でもなく、パソコンの早さでもない。
自分がどう進むかなのだと。

人間力が試されています。
私自身、自己を含めどのような啓蒙活動ができるのか。

いま、やれることは多いと感じています。

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